2020年9月から1年間にわたって放送されたテレビシリーズ「仮面ライダーセイバー」の8年後の世界を描いたVシネマ作品。神山飛羽真=仮面ライダーセイバーら剣士たちが世界を救ってから8年の歳月が流れた。飛羽真は親友の間宮や担当編集者の須藤芽依の助けを借りながら、かつて戦いに巻き込まれて親を亡くした少年・陸と暮らしていた。陸の父親代わりになろうとする飛羽真だったが、陸の心の傷は癒えず、11歳になった現在も笑顔を見せることはない。一方、翻訳家となった富加宮賢人は、恋人・立花結菜との結婚を控え充実した毎日を送っていた。そんな中、聖剣の持ち主が次々と行方不明になる不可解な事件が起こる。謎を解明するべく行動を開始した新堂倫太郎の前に、仮面ライダーファルシオンアメイジングセイレーンが出現。変身を解いた篠崎真二郎は、自分こそが倫太郎の父だと名乗る。